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2006年5月30日

2006年5月30日 (火)

工場見学

今日は神奈川県相模原市にある湘南デザイン株式会社さんの工場を見学をさせて頂きました。

大学校主催で、100名近くを受け入れてもらえる工場は少ないです。本当は2社見学だったのですが、1社が急遽ダメになり午後から現地集合でした。

余裕こいていたら、遅刻してしまった。スイマセン・・m(__)mタクシーに乗ったら「あーあそこは訪問者が多いから皆知ってるよ、うちらは」とのこと。有名なんだ・・・知らなかったです。

湘南デザイン㈱の詳しい内容はハイパーリンクでどうぞ。この会社は主に試作製品を作る会社ですが、車のデザインも行なっています。市場に出る前のモノを製造しているので、写真撮影は一切禁止。残念!

昨年の11月に新社屋に移転し、非常にきれいで(5Sは完璧)、音もほとんどしません。

見学させて頂けた設備は(立ち入り禁止のところもいくつかありました)、光造型機(非常に高価7千万ぐらいか?)3台、粉末焼結造型機(さらに非常に高価)5台、日本に3台しかない5軸マシニング(ドイツ製、当然高価)2台、1/1サイズ門型5軸マシニング(車サイズのものが削りだせるシロモノ)1台、その他多数でした。5軸マシンニングは日本制より、ヨーロッパやアメリカが優れており、日本は10年遅れているそうです。「モノ作り大国」はもはや過去の栄光なのか・・・・・・

とにかく「すげー」の連発でしたが、「おや、見慣れた工作機があるぞ」と思い近づくと、やはりフライス盤でした。高価なマシンニングがあるのに何故?と聴いたところ

「細な微調整はこれで行なうこともあります。これは昨年入れたばかりです。でも今はどこも作っていない機械なので特注になり、小さいマシニングよりも高くなりました。」 えーそうなの?大田区辺りに行くとごろごろしていているじゃん?「いや、中古の機械を買って手直ししても同じぐらいになるんですよ」とのこと。うーん、そうだったのか。恐るべしフライス盤。

先ほども書きましたが試作品を作る会社なので、ひとりがCAD/CAMから最終工程まで受け持つことがほとんど。工場なのに「人がいない」状態でした。

屋上にはなぜかターンテーブルがありそれを囲むようにいくつかの会議室が。「ここではターンテーブルにうちで作った車を乗せてぐるぐる回します。実際の日光下での検討や、曇り、雨、夜等での外光シチュエーションを、クライアントさんが各会議室で検討します。各会議室は完全密室です」とのこと。なるほどー、たいしたもんだ。

このようなリッパな会社で問題点はあるのか?と思っていたら「あります。納期をいかに短縮するかです」とのこと。だいたい試作品は1日から2週間が納期らしく(車のデザインはもっと長い)、さらに「早く早く!」との事らしい。「現在その課題に取り組み中です」うーん、これ以上短くできるのか?

そのほかにも問題点を幾つか教えていただいたが、ここでは書けません。ただし、我々が習う生産管理の基本をしっかりと実践しており、「皆さん方には釈迦に説法ですね」と言われてしまいました。すいません、そこまで知識が追いついていません、トホホ・・・・

湘南デザイン㈱さんのような中小企業を見ていると「これで日本も安心だ!」と思ってしまうが、絶対数が少ないと思う。

とにかく今日は勉強になりました。湘南デザイン㈱の皆様、ありがとうございました。

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